映画「ジャンヌ・デュ・バリー」を観ました [雑記]

この手の題材、好きです。

監督自身が主人公を演じていて、「なるほど!」って感じ。
良く言われている悪女というのとは、ちょっと違うの。
こういう女性だったはず!と監督が主張しているのが、ひしひしと伝わってきました。

ルイ15世を演じるジョニー・デップがとても良かったです。
風格が出てきました。若い時も素敵だったけれど、今の彼も魅力的です。
亡くなる間際の天然痘の出来物だらけのルイ15世の姿は、
ジョニー・デップの美しさがにじみ出ていました。

マリー・アントワネットを演じる女優さん、ぴったりでした。
良くも悪くも「そうそう、絶対にこんな感じの人だったはず」と
納得できる雰囲気の人♪

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映画「オフサイド・ガールズ」を観た [雑記]

先月でしたが、映画「オフサイド・ガールズ」を観ました。
男女共同参画センターの映像セミナーにて。

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2006年のイラン映画。
イランの代表サッカーチームがワールドカップに出られるかどうかという大きな試合の会場に、どうしても入りたい女の子たちと「規則だからダメだ」とどうにかしてスタジアムにはいらせないようにする兵士たちのやり取りが映画の90パーセントを占めていて、笑いがありながらもイスラム教を主軸とする規則の不思議さ不平等さを感じ取らせる映画でした。兵役中の若い男性たちのセリフからも彼らの現状が浮かび上がって、今のイラクはどんな感じなのか知りたくなりました。

「男性は女性を守るべきもの」「女性は守られるべきもの」という固定観念がとても滑稽だとわかる作りが面白かったです。

声高らかに主義主張を掲げて押し付けるわけじゃない。
娯楽作品として楽しめる中に問題定義を入れ込むスタイル。

こういうの、好きです。






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